ランチア・ガンマ・クーペ<イタリア>

続いての参加予定車輛は ランチア・ガンマ・クーペ(LANCIA Gamma coupe)
1982年式 生産国イタリア!

'60年代以来 ランチアのミドルレンジを担当してきた
フラビア/2000シリーズの後継モデルとして
'76年ジュネーブショーにデビューしたのが 同じく水平対向4気筒を搭載した
“ガンマ”シリーズである。
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ピニンファリーナにデザインが託されたボディは
6ライト&ファストバックのベルリーナと
そのベルリーナのホイールベースを115mm短縮した クーペの二本立てであった。

クーペは 歴史上のノッチバッククーペの中でも最も美しい車のひとつといわれ
現在でも高い評価を受けている。

この個体は・・



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国内正規輸入がなされなかった ガンマ・クーペを 熱心なオーナーが
およそ30年振りに初めて? 日本の地を踏ませた 貴重な車である。

噂では 過去にメーカーの実験車両で輸入されたとか 街で見掛けたとかあるが
どれも定かではなく このガンマ・クーペが 皆が触れた第一号と言えよう! 

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ピニンファリーナがデザインした オーバーハングの長い
伸びやかな水平基調のラインが 当時のフラッグシップたる優雅さを演出!

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それでいて Cピラーが屋根まで回り込むデザインとか 遊び心も忘れていない。
国産のギャラン・ラムダが真似したような 少しアメ車っぽい部分でもある。 

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エンジンは 2.0Lと2.5Lがラインナップされていたが
どちらもフラヴィア譲りの水平対向4気筒で コンパクトで軽量なのが特徴!
ボンネットの低さにも貢献してる?

この個体は 2.5 i.eの名が示すように 2.5Lから140PSを絞り出す
後期型インジェクション仕様。

ボア102mm×ストローク76mm という巨大なピストンが紡ぎ出す
2.5L水平対抗4気筒エンジンは スペシャリティな内外装デザインを
裏切るほどに 当時 4気筒としては世界最大排気量ナンバー2だったという
エンジン本体で稼ぐトルク(21.2kgm/3000rpm)が ドッと湧き出てきます。

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ランチアのランチアたる由縁 渋センの本領発揮たる内装は圧巻です!

特に シートファブリックに Lのロゴマーク(モノグラム)が繰り返され
それでいて主張し過ぎない抑えのセンスは絶妙です。
トレヴィが 紳士服ゼニアの織りが細かいけど 手触りは思いのほかザックリした生地なら
ガンマはもっと手触りの優しい ビロードのようなモケット生地!

そして座れば分かる これぞ本物のフラッグシップの掛け心地!!
柔らかめのシートでは トレヴィはかなり上位に入ると踏んでいましたが
上には上があるもんだなぁと恐れ入る ガンマならではの
フワッと沈み込んで しっかりと包み込むこの感じは
フランス車党の方にも ぜひ味わって頂きたいシロモノです(笑)

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さらに ガンマ・クーペに惚れ込んだ熱心なオーナーは
シルバーの第1号だけでは飽き足らず ビアンコ(白)の第2号も輸入され
さらに今年 第3号が只今 船の上で運ばれている最中とか・・(笑)

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その上 ガンマ用にタイベルテンショナーベアリングを特注(100個製作)され
フロントブレーキディスク(ベンチレーテッド)も50枚作られたとか。
世界中で無いものは作り なお且つ海外に売る。気合です(笑)とのこと・・
その根性には 恐れ入ります。

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こちらは 一昨年のランチア・ランチで 私の愛車トレヴィとパレードした際の1枚!

エンジンをフィアットと共用していない 最後のオリジナル・ランチアとも言われる
ガンマ・シリーズの最高峰 ガンマ・クーペを 山陰で見れる又とないチャンスです。
ぜひ 生で観ていただければ と思います。お待ちしております。
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